Film archive / Kodak

Kodak GOLD 200

コダック ゴールド200

カラーネガISO 200

Kodak GOLD 200は、日中やフラッシュを使う撮影向けのISO 200カラーネガフィルムです。メーカーは暖かみのある鮮やかな色と粒状性・鮮鋭度を特徴に挙げています。135(35mm)と120の仕様が確認できます。[1・2]

別名・表記:コダックゴールド200 / KodakGOLD200

「Kodak-gold-200.jpg」 — Runningboards

出典 · CC0

Runningboards / CC0 / Wikimedia Commons

変更:元ファイルを使用。切り抜き・色調変更なし。

400×600pxの小画像。拡大表示には不向き。旧ラベルのため現行パッケージとは区別する。

このフィルムの物語

いつものGOLDで、中判の写真へ踏み出す

使ったことのあるフィルムの名前が、別のカメラへの入口になることがあります。2022年3月16日、Kodak MomentsはGOLD 200の新しい120判を発表しました。35mmから中判へ進もうとする撮影者に向けた提案が、その発表にははっきりと記されています。[4]

中判用の120フィルムについて、担当者は1901年のBrownie No.2まで歴史をさかのぼって説明しています。古くからある規格が、2022年にも新しい製品を迎える。その長い時間のつながりが、GOLDの発表に添えられていました。新しく加わったGOLDの120判も、そうした規格の歴史の上にあります。[4]

新しい120判は、手を伸ばしやすい入門用のカラーフィルムとして紹介されました。メーカーが挙げたのは、暖かみのある鮮やかな色と、細かな粒子、シャープさの組み合わせです。昼の光やフラッシュを使う撮影に向け、経験の異なる撮影者が使うことを想定していました。[4]

発表時には、同じ規格のPORTRAやEKTARより低い価格を目指す方針も示されています。大きなネガで撮ることを、一部の人だけの選択肢にしない。中判を試すハードルを下げようとする位置づけが、発売当時のこの記録から読み取れます。[4]

GOLDという名前を手がかりに、カメラを変え、より大きなネガで身近な景色を撮ってみる。2022年の出来事には、そうした小さな冒険の余地があります。フィルムの歴史は、消えていく製品の記録だけではなく、新しい使い手を迎える入口の記録でもあるのです。

このフィルムの特徴

暖かみのある鮮やかな色、粒状性と鮮鋭度を重視したカラーネガです。日常の場面や旅先の記録など、昼光や電子フラッシュを使う撮影が基本の想定です。[1・2]

ISO 200はフィルムの公称感度です。ISO 400のフィルムと同じ絞り・シャッター速度をそのまま当てはめず、露出計の感度設定も確認します。[1]

Sample photographs

このフィルムで撮影された写真

写りは撮影・現像・スキャン条件によって変わります。各写真の説明とあわせてご覧ください。

「Sky High (6123955670).jpg」 — Tiffany Bailey from New Orleans, USA

出典 · CC-BY-2.0

Tiffany Bailey from New Orleans, USA / CC BY 2.0 / Wikimedia Commons

変更:元ファイルを使用。切り抜き・色調変更なし。

カメラ:Minolta X-370

作例は撮影・現像・スキャン・提供元での編集の影響を含みます。条件により色調・粒状感は変わります。

使用フィルムの記録

撮影と現像

昼光・電子フラッシュではISO 200を基準にします。タングステン照明などでは、技術資料に記載されたフィルターと実効感度を確認してください。[1]

現像はC-41。技術資料では1/10,000秒から1秒まで補正不要とされていますが、それより長い露光では撮影条件でのテストを勧めています。撮影後は早めに現像し、高温多湿を避けて保管します。[1]

よくある質問

GOLD 200の現像方式は?

C-41です。カラーネガとして現像を依頼してください。[1]

GOLD 200には120もありますか?

はい。メーカーの製品情報と2023年版資料に135・120が掲載されています。カメラに合う規格を選んでください。[1・2]

掲載されているパトローネは現行品ですか?

このページの外観写真は旧ラベルです。撮影時点の外観の記録として掲載しており、現在の店頭パッケージを示すものではありません。

120判が発表されたのはいつですか?

今回取り上げる120判5本パックは2022年3月のメーカー発表で確認できます。135判を含む製品全体の発売年ではありません。[3]

出典・参考資料

  1. KODAK GOLD 200 Film — E-7022(2023年版)

    Kodak Alaris / 2023年6月

    p.1 規格・光源別感度・保管、p.2 長短露光とPROCESSING

  2. コダックプロフェッショナルゴールドフィルム(120判)

    Kodak Alaris

    特徴、135・120、ISO 200

  3. Kodak Moments Announces New 120 Format Gold 200 Film

    Kodak Alaris / Kodak Moments / 2022年3月16日

    p.1 120判5本パックの発表。135製品全体の初登場日とは扱わない

  4. Kodak Moments Announces New 120 Format Gold 200 Film

    Kodak Moments/2022年3月16日発表

    p.1:120判投入、入門向けの位置づけ、当時の価格方針