Film archive / Fujifilm

Fujifilm C200

フジフイルム C200

FUJICOLOR C200技術資料掲載品

カラーネガISO 200

Fujifilm C200(FUJICOLOR C200)は、ISO 200のデーライト用カラーネガフィルムです。2017年版の技術資料では、粒状性と広い露光の幅、肌色や細部の再現を特徴に挙げ、135規格の仕様が示されています。[1]

別名・表記:フジフイルムC200 / Fujifilm C200

「Fujicolor C200 Film Roll And Box.jpg」 — Willwongprd

出典 · CC-BY-SA-4.0

Willwongprd / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons

変更:Wikimedia Commons配信の縮小版を使用。切り抜き・色調変更なし。

資料画像。現行の包装とは異なる場合があります。

このフィルムの物語

夕方の色は、撮影のあとにもつくられる

夕方の道が赤みを帯びるとき、その光を写真ではどう見せたいだろう。C200の技術資料には、朝夕の光で撮影するときも、プリント段階で色を整えられるという説明があります。撮った瞬間の色と、出来上がった写真の色。その間にある工程へ目を向けさせる一節です。[1]

C200はISO 200の昼光用カラーネガです。資料では、粒子の細かさや肌の再現、露出の幅とともに、フジカラーペーパーへのプリントで得られる画質が説明されています。フィルムの性格は、現像したネガをどう仕上げるかと切り離せません。[1]

朝夕のように光の色が変わる条件でも、撮影時に特別な補正フィルターを使わず、プリントで色を調整できるとされています。すべての照明が同じに写るという意味ではなく、仕上げの工程も含めて写真をつくる方法です。[1]

この説明を読むと、フィルムには決まった一色が入っている、という見方から少し離れられます。光をどう受け止め、どの色を写真に残すか。撮影からプリントまでを通じて、目にする一枚が出来上がる。日常向けの一本にも、そのための設計があります。[1]

C200で写された夕方を見返すなら、そこにどんな光があり、どんな仕上げを経て手元に来たのかも想像したくなります。フィルムの個性を知ることは、同じ色を再現する方法を覚えるだけでなく、一枚ができるまでの時間に親しむことでもあるのです。

このフィルムの特徴

昼光と電子フラッシュでの使用を想定し、一般的な人物や日常の撮影を対象とする製品です。資料の特性はC200として記載された製品のものであり、現在のFUJIFILM 200へそのまま転用しません。[1]

「200」という共通の感度だけでは製品の世代や製造元まで一致するとは判断できません。パッケージのC200表記と、資料の製造番号・規格の対象を確認して読みます。[1]

Sample photographs

このフィルムで撮影された写真

写りは撮影・現像・スキャン条件によって変わります。各写真の説明とあわせてご覧ください。

「Entrada Cementerio Municipal de Santa Juana.jpg」 — Nosetuperoyo

出典 · CC0

Nosetuperoyo / CC0 / Wikimedia Commons

変更:Wikimedia Commons配信の縮小版を使用。切り抜き・色調変更なし。

作例は撮影・現像・スキャン・提供元での編集の影響を含みます。条件により色調・粒状感は変わります。 提供元の記録に基づく作例です。

使用フィルムの記録

撮影と現像

ISO 200を基準に測光し、C-41またはCN-16系のカラーネガ処理を依頼します。古いストックの色や濃度は、有効期限と保存状態によって変わります。[1]

よくある質問

現在のFUJIFILM 200と同じですか?

本ページの根拠はC200と明記された技術資料です。別名称の製品と乳剤や製造元が同じとは、この資料だけで断定しません。

出典・参考資料

  1. Fujifilm C200 — 技術資料

    富士フイルム

    製品の種類・感度・規格・特徴・取り扱い。本文中[1]。