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Fujifilm FUJICHROME ASTIA 100F

富士フイルム フジクローム アスティア100F

リバーサルISO 100

FUJICHROME ASTIA 100Fは、肌色の滑らかな再現と色の忠実さを重視したISO 100の昼光用リバーサルフィルムです。メーカーは人物やファッション撮影に適した製品として説明しています。[1]

別名・表記:富士フイルムフジクロームアスティア100F / FujifilmFUJICHROMEASTIA100F

「Rollfilm Ilford FP4 HP5 und Fuji Velvia Astia Provia.jpg」 — Johann H. Addicks - addicks@gmx.net at de.wikipedia

出典 · CC-BY-SA-3.0

Johann H. Addicks - addicks@gmx.net at de.wikipedia / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons

変更:提供元画像の縮小版を使用。切り抜き・色調変更なし。

右奥にASTIA 100Fの120包装を目視確認。中央はVelvia 100でありVelvia 50や100Fの画像には流用しない。複数製品同写。

このフィルムの物語

鮮やかさを競うだけでは、残せない表情がある

リバーサルフィルムの魅力を、鮮やかな色だけで説明できるでしょうか。ASTIA 100Fの開発報告を読むと、同じISO 100のフジクロームの中にも、異なる写真を目指した設計があったことがわかります。[2]

2003年6月に登場したASTIA 100Fは、Velvia 100FやVelvia 100と同じ研究報告で紹介されています。Velviaが高い彩度と強い調子を担う一方、ASTIAは穏やかな彩度と柔らかな階調を受け持つ製品として位置づけられました。[2]

目指したのは、肌の細かな色の違いを、明るい部分から影まで滑らかに描くこと。人物やファッションの撮影で、表情や衣服の色を一緒に残すための工夫です。強い色を出すこととは別の方向にも、フィルムの技術は使われていました。[2]

報告は、単にコントラストを下げるだけでは肌の色を整えられず、層同士の働きの制御も必要だったと説明します。柔らかく見える写真の裏にも、精密な調整がある。そのことが、穏やかな描写の見方を少し変えてくれます。[2]

人の顔や身に着けたものを写すとき、画面の強さより、その場の空気を残したくなることがあります。ASTIA 100Fの物語は、どれだけ鮮やかにするかと同じくらい、どこで抑えるかにも、撮りたいものへの意思が宿ることを教えてくれます。

このフィルムの特徴

ハイライトからシャドーまでの肌色と、衣服の色の再現を意図した設計です。資料にはRMS粒状度7が示され、細かな粒状性を特徴としています。[1]

ASTIAという名称のデジタル色設定とは区別します。似た色を再現したデジタル画像を、この実物フィルムで撮影した作例として扱うことはできません。[1]

Sample photographs

このフィルムで撮影された写真

写りは撮影・現像・スキャン条件によって変わります。各写真の説明とあわせてご覧ください。

「Large Format Study N. 59 - Flickr - rachel thecat.jpg」 — rachel_thecat

出典 · CC-BY-SA-2.0

rachel_thecat / CC BY-SA 2.0 / Wikimedia Commons

変更:Wikimedia Commons配信の縮小版を使用。切り抜き・色調変更なし。

作例は撮影・現像・スキャン・提供元での編集の影響を含みます。条件により色調・粒状感は変わります。 撮影者の記録:Fuji Astia 100F、Nikon 300mm F9、2秒・f22 2/3。

使用フィルムの記録

撮影と現像

標準はCR-56/E-6系処理です。製品コードRAP100Fを確認し、ASTIA 100の別世代品と混ぜずに資料を参照します。[1]

よくある質問

カメラのASTIAモードで撮った写真も作例ですか?

このページでは実物のASTIA 100Fを使用した写真を作例として扱います。デジタルのシミュレーションは含めません。[1]

関連するフィルム

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Fujifilm FUJICHROME Velvia 100F

FUJICHROME Velvia 100Fは、彩度と色の忠実さを重視したISO 100の昼光用リバーサルフィルムです。メーカー資料ではRMS粒状度8を示し、自然・風景から商品・室内撮影までの用途を説明しています。[1]

ISO 100 · リバーサル

出典・参考資料

  1. Fujifilm FUJICHROME ASTIA 100F — メーカー技術資料(保存版)

    富士フイルム

    製品の種類・感度表記・規格・特徴・指定処理。本文中[1]。

  2. 新カラーリバーサルフィルム フジクローム「Velvia 100F/100」,「ASTIA 100F」の開発

    富士写真フイルム/研究報告No.49(2004)

    誌面pp.11–18:色設計の違い、感度、色像保存性