Film archive / FOMA

FOMAPAN 400 Action

フォマパン400アクション

白黒ネガISO 400

FOMAPAN 400 Actionは、ISO 400の白黒ネガフィルムです。シリーズのなかでは高感度側に位置し、光量が少ない場面や動きのある被写体を撮るときの選択肢になります。通常の白黒現像で処理する製品です。[1]

別名・表記:フォマパン400アクション / FOMAPAN 400 Action

「Fomapan action 400 photoraphic film - 49512330721.jpg」 — Artem Svetlov

出典 · CC-BY-2.0

Artem Svetlov / CC BY 2.0 / Wikimedia Commons

変更:Wikimedia Commons配信の縮小版を使用。切り抜き・色調変更なし。

資料画像。現行の包装とは異なる場合があります。

このフィルムの物語

白黒をつくり続ける工場から、光の少ない街へ

FOMAPAN 400 Actionの背景をたどると、カメラの中の一本より長い、感光材料の工場の時間に行き着きます。FOMAの公式カタログは、1921年にチェコのフラデツ・クラーロヴェーで設立されたFOTOCHEMAを、その起点として紹介しています。[2]

初期の製品は写真乾板と処理薬品で、のちに白黒の印画紙やロールフィルムへと広がりました。現在の400 Actionが1921年から同じ姿で続いているという意味ではありません。写真を材料から支える仕事の歴史が、その名の後ろにあります。[2]

カタログは、1990年以降に白黒の感光材料が生産の中心になったことも伝えています。色を増やす方向だけが写真の進歩ではなく、白黒をつくり続けるという工場の選択があったことがわかります。[2]

400 Actionは、その白黒製品群の中で、光量に恵まれない条件の撮影に向くフィルムとして紹介されています。夕方の道や屋内で、色を離れて明暗を見る。感度400は、そうした場面で撮影の選択肢を増やすためのものです。[2]

街路の作例を見るときは、光が当たる場所と深い影の間を目でたどってみてください。そこに一つの正解の写りを決める必要はありません。白黒をつくる側の長い時間と、自分が今日見つけた光を、一枚の中で重ねて楽しめます。

このフィルムの特徴

Actionは製品名の一部で、ISO 400の感度を使ってシャッター速度を確保したいときに選ぶ目安になります。実際のブレや被写体の動きは、照明・レンズの明るさ・構え方にも左右されます。[1]

メーカー資料には135・120・シートの規格が掲載されています。古い外箱の写真や資料の規格一覧は、現在の在庫や全地域での供給を示すものではありません。[1]

Sample photographs

このフィルムで撮影された写真

写りは撮影・現像・スキャン条件によって変わります。各写真の説明とあわせてご覧ください。

「Boulevard Leopold II.jpg」 — kishjar?

出典 · CC-BY-2.0

kishjar? / CC BY 2.0 / Wikimedia Commons

変更:提供元画像の縮小版を使用。切り抜き・色調変更なし。

撮影・現像・スキャンの条件により、色調や粒状感は変わります。

使用フィルムの記録

撮影と現像

ISO 400を基準に撮影し、使用する現像液のFOMAPAN 400向け条件で処理します。増感する場合は、撮影EIと現像条件を事前に確認します。[1]

よくある質問

FOMAPAN 100と現像時間は同じですか?

同じシリーズでも別感度の製品です。使用液に対応する400 Actionの条件を確認してください。[1]

出典・参考資料

  1. FOMA — Black-and-white photographic materials and developing information(FOMAPAN 400 Action)

    FOMA BOHEMIA

    製品の種類・感度・規格・特徴・取り扱い。本文中[1]。

  2. FOMA — Black-and-white photographic materials and developing information(FOMAPAN 100 Classic)

    FOMA BOHEMIA

    製品の種類・感度・規格・特徴・取り扱い。本文中[1]。