Film archive / FOMA

FOMAPAN 100 Classic

フォマパン100クラシック

白黒ネガISO 100

FOMAPAN 100 Classicは、ISO 100のパンクロマチック白黒ネガフィルムです。メーカー資料では細かな粒状性、解像力、輪郭のシャープネスと幅広い階調を特徴に挙げ、一般撮影や人物撮影などを用途として説明しています。[1]

別名・表記:フォマパン100クラシック / FOMAPAN 100 Classic

「Fomapan Classic 100 & Kodak 160 GPX 120 film (51885446804).jpg」 — Joost J. Bakker IJmuiden

出典 · CC-BY-2.0

Joost J. Bakker IJmuiden / CC BY 2.0 / Wikimedia Commons

変更:提供元画像の縮小版を使用。切り抜き・色調変更なし。

左側の青い箱がFOMAPAN 100 Classic。右側はKodakの別製品。複数製品が同写されていることを明記する必要がある。

このフィルムの物語

乾板から続く仕事を、今日の白黒写真へ

FOMAPAN 100 Classicの名前を、昔の写りをまねるための言葉としてだけ読むのは、少しもったいないかもしれません。メーカーのカタログには、写真の材料を長くつくってきた工場の歩みが記されています。[1]

起源は、1921年にフラデツ・クラーロヴェーで設立されたFOTOCHEMA。写真乾板と処理薬品から始まり、その後、白黒印画紙やロールフィルムへと製品が広がりました。現在の100 Classicそのものの発売年ではなく、材料をつくる仕事の出発点です。[1]

100 Classicは、細かな粒子と解像、輪郭の描写に加え、明るい部分を含めた豊かな中間調が説明される白黒フィルムです。強い白と黒だけではなく、その間にある灰色をどう残すかにも目を向けたくなります。[1]

古い名前に惹かれて選んだとしても、カメラの前にあるのは今日の光です。窓辺の壁や、道に落ちる影を、色ではなく明るさのつながりとして見る。長い歴史を持つ材料でも、写す人の視線まで過去に戻る必要はありません。

箱を開ける瞬間に続いているのは、昔の写真を再現する時間だけではなく、自分の写真を新しく始める時間でもあります。白黒の材料が今も選べることを、日常の景色で確かめられる一本です。

このフィルムの特徴

FOMAPANシリーズの低感度側の製品で、明るい場所や照明を整えた撮影で選びやすい感度です。細部を写すときは、フィルムの特性に加えてピントと手ブレにも気を配ります。[1]

135・120・シートなどの規格は資料に示されたものです。包装や枚数の違いを別のフィルムと数えず、感度の違う200 Creative・400 Actionとは区別します。[1]

Sample photographs

このフィルムで撮影された写真

写りは撮影・現像・スキャン条件によって変わります。各写真の説明とあわせてご覧ください。

「Power lines pole - Flickr - Matthew Paul Argall (2).jpg」 — Matthew Paul Argall from Australia

出典 · CC-BY-2.0

Matthew Paul Argall from Australia / CC BY 2.0 / Wikimedia Commons

変更:Wikimedia Commons配信の縮小版を使用。切り抜き・色調変更なし。

作例は撮影・現像・スキャン・提供元での編集の影響を含みます。条件により色調・粒状感は変わります。 提供元の記録に基づく作例です。

使用フィルムの記録

撮影と現像

通常の白黒現像を使います。FOMA以外の現像液でも、メーカーの対応表で希釈と温度、処理条件を確認してから使います。[1]

よくある質問

Color Negativeのフィルムですか?

いいえ。FOMAPAN 100 Classicは白黒ネガで、通常の白黒処理を使います。C-41カラーネガと区別してください。[1]

出典・参考資料

  1. FOMA — Black-and-white photographic materials and developing information(FOMAPAN 100 Classic)

    FOMA BOHEMIA

    製品の種類・感度・規格・特徴・取り扱い。本文中[1]。